1. 陽光

日陰の公園のベンチ
読みかけの単行本
太陽が少しずつ動き
紙面に光差し込んだ

木々の隙間から 溢れる光
キラキラ煌めき そよぐ風と踊る

この景色切り取り 額縁に入れて
眺めていたい 心ゆくまで


どれくらいの時間が 過ぎたのか
伏せた本を膝に置き 感じた緑の世界

いい天気ですね 見知らぬ人に
つい声をかけた 5月の昼下り

※リピート



2. 危険なワルツ


ルール ルール ルール ルー
ルー ルルルルー 
 
そこはダメ別の場所がいい

慌てないでゆっくりやってね
焦りは禁物丁寧にね

そうっとね次は君の番
バランスが命だから
手が震えている

何をためらっているの
時間ばかり過ぎる

そろそろかな決着がつくのは

 白熱の戦い息をのむ勝負

ルール ルール ルール ルー
ルー ルルルルー
なんて楽しいふたりジェンガ 



3.


パステルの妖精達
今年も次々やって来た
葉っぱは黄緑
つくしは黄色
すみれは紫
魔法のタクト振ると
あたりは春色

空はふんわり霞みかかり
雲はのんびり流れてく
畑の茶色は双葉を育て
山は緑を深くする
小鳥達はさえずり
草木は背伸びする

※※
命達が眠りから覚め
それぞれの色を放つ
春の目覚め

※※※
葉っぱは黄緑
つくしは黄色
すみれは紫
春の始まり

※リピート
※※リピート
※※※リピート



4. ヒグラシの森

優しい面影 暮らした日々を
あなたは今でも 覚えているの

紅色白色 サルスベリが咲く
一緒に歩いた 森への小道

森の中では ヒグラシの声
響くこだま 夏の小川
遠い空よ

あなたはいまでも 覚えているの
優しい面影 暮らした日々を



5. 入道雲

海を見ていた
誰も知らない
時の狭間に住む
君の想い

時は流れる
誰も知らない
ここに来たのはいつ
空と海と風

海を見ていた
君の瞳は
時は過ぎても住む
君の想い



6. 窓から見える風景

朝の光溢れる
目覚め前のまどろみ
おもむろにベッドを離れ
レースのカーテン開ける

窓の外はオーシャンビュー
エーゲ海果てなく青く
心地よい風にカーテンが揺れる

もうすぐあなたは目覚める
ふたりだけの世界で



7. 夜香花

誰にも邪魔されない
何にも縛られない
真夜中のとき
君は自由を
謳歌する

背伸びして寛ぐ
まるでこの世界に
たったひとりだけ
存在するかのように

ずっとこもっているの
そろそろ退屈を
感じてるはず
覗いてみて
光有る世界

覗いてみてよ
勇気だして
光有る世界

心を解き放て
怖さを乗り越えて
踏み出すんだ
そうすれば
光浴びても
君は放つだろう

風が運び広がる
甘いジャスミンのような
かぐわしい香りを

ジャスミンのような
かぐわしい香りを

ジャスミンのような
かぐわしい香りを



8.

焼けついた砂浜
少し強めの海風
Tシャツがはためく

ずっと好きだったんだ
呟いた言葉は
かき消されて届かない

言い出せず砂に
書いた好きの文字
たちまち波が消し去る

沖行く貨物船
行き場のないこの想い
運んでよ君の元へ

拾った貝殻
耳に当てても
君の気持ちは聞こえない

勇気振り絞って
君を誘った海は
あの日と同じ

勇気振り絞って
君を誘った海は
あの日と同じ



9. 夏のなごり

そぞろ歩く商店街
値引きされた
ハーフパンツ
ビーチサンダル
麦わら帽子

今年の夏は
特別暑かったなぁ
夏のなごりそこかしこに
残ってる

夏祭りのポスター
まだ貼られてる
花火大会
ビンゴゲーム
盛り上がってた

店先の風鈴
秋風にチリンチリンチリン
暑さに疲れた犬が
昼寝する



10. 浮き草人生

いつまでも掴まってないで
肩の力抜いて
浮かんでごらんよ
ほら
幸せに近づくでしょ

ユラユラユラユララー
ユラユラユラユララー
ユラユラユラユラユララー
ほら
もう既に幸せ

いいも悪いもあったし
酸いも甘いも味わった
結局気楽に波任せ
それが一番いい

ユラユラユラユララー
ユラユラユラユララー
ユラユラユラユラユララー
ほら
もう既に幸せ

いつまでも掴まってないで
肩の力抜いて
浮かんでごらんよ
ほら
幸せに近づくでしょ



11. 海鳴りの記憶

さあ帆を上げろ
船を出すんだ
面舵いっぱい
波を乗り越えろ

目指すは宝島
嵐が来たって
突き進むだけさ
強靭な心で

お前の夢はどんなだ
ワクワクするだろう

さあ帆を上げろ
船を出すんだ
面舵いっぱい
波を乗り越えろ

お前には夢を
叶える力がある
お前がお前を
強く信じるんだ

お前の夢はどんなだ
ワクワクするだろう



12. サザンコンフォート

大都会のビル街
慌ただしく
行き交うみんな足早に
それぞれが懸命に
いろいろな
感情抱いて生きている

嬉しかったり 腹を立てたり
落ち込んだり 楽しかったり

沢山の経験積んで
誰もが強くなっていく
少しずつ

一度きりの人生
精一杯輝かそう
自分らしく

嬉しかったり 腹を立てたり
落ち込んだり 楽しかったり

空引き裂く稲妻どしゃ降り
駆け出す靴ハイヒールスニーカー
傘花咲かせてみんな
歩みを止めはしない
雨上がりの青い空に
大きな虹架けよう



13. ペシャワールの思い出

名も知らぬ街の
匂い確かめ
近づくバザール
ざわめき増す

色とりどりの果実
変わった食器
鮮やかな衣装
壊れかけた時計

大音量の
流行歌は
こんな街角に
似合う

夜のとばりが
おり始める
川向こうの民家
ともる白熱球

山頂付近
揺れるろうそく
山あいに響く
コーラン

詠う
願う
祈る



14. ペシャワールの夕べ

遠くの山肌
照る月明かり
万年雪に反射する

たわわに実った
甘い杏の香り
風とともに舞う

乾いた空気が
少しずつ冷えて
月は輝きを増す

民族楽器が
奏でる調べ
心地よく耳に届いて

青い音の粒
糸で繋がれて
ラピスラズリの首飾りのよう